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茶碗 義山繭形 彩色

35,000円

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金森宗和の指導で数々の茶陶を焼き、轆轤の名手として知られる野々村仁清は、その初期に多くの高麗茶碗の写しを作っていました。こうした高麗茶碗の形を写すところから徐々にオリジナルの形を作って来た仁清の代表的な茶碗の形の一つが繭形の茶碗と言えます。釉薬を掛流した色絵茶碗に多く見られる形で、胴の辺りを少し押さえ、口辺を内側に抱え込んだ姿が蚕の繭に似ていることから、繭形茶碗と呼ばれています。  今回の茶碗は、仁清の繭形茶碗の姿を、職人の吹きガラスを得意とする菅原工芸硝子に写して頂いたものです。型とガラスが接しない吹き方を用いており、研磨しなくても奇麗な表面を出せるのが特徴です。  古くから用いられて来た伝統的な茶碗の姿とガラスという素材の組み合わせ、抹茶椀としてだけではなく、いろいろな使い方で楽しんで頂ければ幸いです。

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